いちリトルデーモンの墓場

創作物の感想の雑記を載せます

眠るチカラと情熱のランプ

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記事を閲覧してくださった皆さま、どうも。こんにちはの方はこんにちは。こんばんはの方はこんばんは。

年が明けてからすぐにTwitterにて #実質サンシャインのテーマソング選手権 という何やら興味深いハッシュタグを発見しました。
過去の記事にて同じようなことを既にやっていたのですが、今回は前回のものをもうちょっと気楽にした感じのものをやっていきます。

といっても、「ここの箇所とここの箇所が合致してるから実質~」というような、自分の好きなものの言葉を借り物にするような手法は今回も、というかこれからもあまりやりたくないのでやりません。そういうことがあったとしてもそれは表面上の繋がりだけじゃなく根本的な繋がりがあることに気付くことの一環かなと。

楽曲自体が個々に存在して個々のパワーを持つ。そこで自分の体を経由した時に同じメッセージ性とか考え方を受け取ったというのが僕にとって好きなものが繋がったということなので。ですから、個々の曲から感じたことがふとリンクするようなそんな感想みたいな何かが今回は書ければいいやと思ってやっています。

長々と書いてしまいましたが曲についての内容は楽しく読めるように頑張っていきますので、よろしくお願いします。


今回はBUMP OF CHICKEN「ランプ」Saint Aqours Snow「Awaken the power」です。
ご存じの通り僕はBUMP OF CHICKENAqoursも好きなのでよくこの2つのこんなところがいいなあとかやってるうちにふと繋がりを感じることがあります。その繋がりを皆さまに知っていただいて、BUMP OF CHICKENが好きな方はAqoursの、Aqoursが好きな方はBUMP OF CHICKENの魅力をちょっとでも感じたら楽曲を聴いて欲しいと思います。


まずは個々の楽曲を見つめ直してからじゃあ自分は共通に何を感じてるのか?ということを書いていきます。


ランプ

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ランプについては過去の記事にも触れているのですが、最近リピートしてるうちにこれじゃちょっと足りないかもと思うところが少しあったので、過去の記事+αということでランプについて書いていきます。

ランプは終始自分自身の歌です。
夢や理想がどこか曇ったり叶えようとして挫折したり、感じていたはずの愛や安心を他人との摩擦で感じることができなくなったり。そうして残った丸裸の何もないはずの自分から「ハローハロー」と呼び掛けてくる声。

いい影響にしろ悪い影響にしろ、何かに対処する・立ち向かう瞬間で何とか出来るのは自分だけ、奮い立たせるのは自分だけという事実を今書いているようにそのまま言葉にすると多分どこか厳しく感じると思います。どうにかするのは自分以外ないと頭でわかっている、それ以外に選択肢がないとしてもその事実が冷たく感じるような。

ランプもそうやって事実を言っているんです。土壇場で呼び掛けてきたのが自分ということですから。しかし、このランプという歌に出てくるシチュエーション自体は僕たちを取り巻くただの事実だとしても、その事実のなかにBUMP OF CHICKEN意志が確かにあると思っています。

そうじゃなかったら自分自身を示す「ランプ」に対して「誇れるベストフレンド」「頼れるパートナー」なんて言葉は事実だけなら出てこないからです。そもそも自分自身が自分自身に語りかけてくること自体がみんな土壇場じゃ孤独なんだということを認めつつも、孤独じゃないぞと言ってくれているようで。「一人で立ち向かう」と「一人じゃない」は矛盾しないんですよね。

だからこそこの「ランプ」という歌、BUMP OF CHICKENの歌というのは自分のシチュエーションに当てはめて感傷的になるだけに留まらず、ああなんか辛いなあと感じたその時に歌詞やメロディーが頭に浮かんで力をくれるようなパワーがあるのだと思います。

過去の記事でも書いたことと同じことを言うのですが、この歌は情熱のランプに火を灯す直前に終わっているのですが、それが凄く良いです。「ランプ」という歌を聴いてこの物語の「僕」と「君」だけでなくリスナーも一緒に火を灯すんだと感じることが出来るので。あと、今回の共鳴ポイントはここだったりします。

余談ですがこの記事を書く前に「ランプ」について書いている方がいないか探していたところ、


2つほどいいなと思ったものを発見しました。1つ目のものは最後の歌詞の意味になるほどなあと凄く納得し、歌の味わいがまた変わったので、2つ目のものは僕が前に書いたリビデの記事の進化形みたいな感じだったので、同じことやってる人がいたんだなあと嬉しくなってここに載せさせていただきました。


書いているうちに僕がBUMP OF CHICKENを好きなのは事実の中にある彼らの意志だと改めて気づいたので、それだけでも僕的には今回書いた意味が結構あります。
それでは次の楽曲にいってみましょう。




Awaken the power

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ラブライブ!サンシャイン!!第2シーズン9話の挿入歌。
Awaken the powerはアニメ挿入歌ということで、例えば歌詞を引用するということはメロディーを伴ってのことなので読んでいる言葉以上に引用した側の気持ちというのがあると思いますが、アニメの挿入歌ということはさらにストーリーを伴います。

ですがCDを入れて音楽を聴くというときになって、この歌はアニメの物語を感じて彼女たち11人のストーリーで感じたことを思い返すものというだけではないと僕は思いました。BUMPの記事で書いているようなことを言うなら、聴いている歌を自分の状況に当てはめるとか何でもいいので、自分の領域に持ってきたうえでいいなあと思うことが今までの曲以上にありました。なので今回はストーリーを含んで曲を聴いたとき、ストーリーを抜きにして曲単品で聴いたときとで感じ方がいい意味で違ったなと思ったときのことを書いていければなと。

長々書きましたが要するに曲単体のパワーが強いというだけです。


9話のストーリーと一緒に考えたうえで感じたことをまず書きます。Aqoursの1年生トリオwith理亞で書いた曲なだけにところどころ背伸びして書いたようなものという感じがあまりしないようになってるなあというのがあります。言葉を沢山知ってても強く伝えたいときに出てこない(ここはある意味自分の解釈)というような1番のあるフレーズがとても好きなのですが、直接的な言葉でもなく背伸びした言い回しでもなく、ただありのままの気持ちが書かれているのが凄く良いです。

絶対負けない!どこへ行こうか?ってフレーズも凄く良かったです。勝ち進むも廃校が確定して、名前を一生残すために負けない!と前を向くAqours。ミスで敗退してしまった大会を引きずってしまうのなら終わりにしなければいいんだよ!と、暗闇の中でもう一度手を伸ばしたSaint Snow。2つのグループで負けない!という意味合いこそ違えど(Saint SnowからAqoursへのエールっていう意味も勿論あると思います)、1つのグループとして手を取って何が起こるのか11人の、ひいては誰にもわからない先に対するワクワクが溢れ出すことを歌っていることが本当に幸せに感じました。

また、かつての劇場版ラブライブ!でのSUNNY DAY SONGのように別々のグループが手を取り合うということでは一見して同じことですが、また意味が違っていたと思います。優勝したμ'sのような大きな力に多くの人が引っ張られるというよりはもっと小さな引力、言い換えれば出会いとか運命もっと言えば奇跡という言葉になるものが引き合わせてくれたものなのかなあと。
それにサンシャイン!!は前作よりも僕たちとの距離がずっと近いです。μ'sが憧れの存在として勇気をくれる9人とするならSaint Aqours Snowは僕たちの横を一緒に走りながら勇気をくれる11人でした。

第2シーズンの5話でたびたび取りざたされる「全てに意味がある」という言葉は「全ての出会いに意味がある」だと僕は思っています。誰かと出会ってそこに誰かがいること、いたことが自分の糧になって全て繋がっていくことがAqoursだけでなく画面越しの僕も感じることがたくさんあったので心からそう思います。


アニメのストーリーを考えながらAwaken the powerを聴いていくと聖良と別れてこれから歩んでいく理亞、浦の星とお別れするAqoursこれからに向けて楽しみだ!と言ってのけるのが僕にはとても嬉しかったなあと、そんな感じに落ち着きました。



CDからこの曲を聴いて自分の領域に持ってきたとき、タイトルから感じるようなmy power new powerという言葉や眠るチカラという言葉が凄く頭に残りました。

Awaken the powerを聴いているときの感覚は今までの曲の中で一番BUMPの歌を聴いているときの感覚に近かったです。「眠るチカラ」という言葉のやさしさというか、自分にも火種が宿っていることを認めてくれているんだなと感じました。

逆にBUMPと違うのはやっぱり「世界は輝いている」というところです。事実を語っていくBUMPが「ray」で歌ったのは世界に自分がどうこうでなく生きるのは最高だ、ということだったり「ロストマン」では世界は「君」のことを置いていったというようなある種の無力みたいなことも歌われていて、世界という言葉の残酷さだったり冷たさだったり、時にはあたたかさをあくまで事実として歌うことで僕たちの日常に寄り添ってくれるのがBUMPの歌だと思います。

それに対してAqours、そしてSaint Aqours Snowは世界が輝いて見える魔法をかけてくれます。日常を戦う勇気をくれるのがBUMPだとすれば世界を輝かせることはできる、世界は輝いている、輝こう!と言ってくれるのが11人です。
どちらも矛盾しているわけでなく、どちらも自分が立ち上がる場面でちょっとでも力になるような歌として人々の、そして僕の元に届いています。



そんなこんなでAwaken the powerについて感じたのはこれくらいです。というわけでじゃあどこで繋がりを感じたのかという話を少しだけします。




眠るチカラと情熱のランプ

タイトル通りの見出しにしました。なぜこのタイトルなのかも含めて今から書きます。

「ランプ」のときに書いたのと同じようなことなのですが、 これらの曲は2つとも聴いている僕たちのこれからに委ねられている歌だと思います。「ランプ」では灯そうとしている情熱のランプ。Awaken the powerでは目覚めるチカラと一緒に向かう場所。どちらも動き始めるところで終わっているからこれは俺たちの歌だ!みたいなことを感じる方が沢山いるのでしょうし、その中にはもちろん僕も入っています。

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そっか、ルビィずっと勇気を貰ってたんだ。

お姉ちゃん、ダイヤさんの元を離れて挑戦してみて初めて気づいたこと。ダイヤさんが今までくれた勇気を秘めて言葉を放ったルビィちゃんはまさにマッチが芯に触れランプに火を灯し眠るチカラが動き始めたのです。ダイヤさんに貰った勇気だけでなくルビィちゃんの力で歩みを進めて行く様子はまさに「ランプ」でもあれば「Awaken the power」だったと思いました。



眠るチカラと情熱のランプ。世界の見方は違えど、どちらも今いる世界の中で前を向いて歩いていけるようなパワーが聴く人の元へ届いているのだと思います。





おわり

なんだかんだ長くなってしまいました。皆さまもこんな長い記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。

この記事を書くにあたって、最初に書いた通りなのですがBUMPの歌がくれたものを考えずに表向きだけ照合させていればそれは表向きだけに留まってしまうでしょうし、何より「BUMP OF CHICKENの歌」としてまず受け止めることをしなければそれ自体がBUMPの意に反してると思い、改めてそこだけ気を付けました。Aqoursも然りです。なので、言葉を借り物にする前に少しでも受け取ったことを書いてみようとしたら今回のような形式と長さになりました。

BUMP OF CHICKENAqoursもこの記事で書いたもの以外にもいい曲に溢れているので、興味を持った方が少しでもこのバンドやグループの楽曲を耳にしてどんな短い文字でも感想なんかくれたりすると僕はとても嬉しいです。


ということで繰り返しになりますがここまで読んでいただきありがとうございました。ユグドラシルの記事もちまちまやっていくので、jupiterに続きユグドラシルは青春という方々が楽しめるものが出来ればと思います。何かあればコメントとかもよろしくお願いします。

ではでは。✋