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いちリトルデーモンの墓場

創作物の感想の雑記を載せます

3月のライオン Chapter.1

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今年3月に放送を終えたTVアニメ「3月のライオン」が秋に第2シーズンの放送が、4月から再放送のスタートが発表されたので、自分が感銘を受けた作品ということであらためてアニメーションで描かれる「3月のライオン」の感想を1話ずつ毎週書いていこうと思います。

 

Chapter.1 桐山零

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夢から覚めてどこかへ向かうこの少年こそこの作品の主人公、桐山零くんです。彼はどこに向かっているのでしょうか。よくよく見ると電車の中には原作の広告があって遊び心がありますねw


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元気だったか?零

暑いなぁ。まだ梅雨にも入っとらんというのに

零の向かった先は将棋会館。対局の相手はどこか零のことを知っている落ち着いた雰囲気の男性でした。


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まいったな…こんな時だっていうのに天気の話しか出てこんとは

昔の零と現在の零。幼い頃の写真にいるのは零と相手の男性に二人の子供。


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男性の一言を受けて対局を始める零。過去にあった確執ようなものを思い出しながら対局を続ける零はただ静かに指し続けます。そして...

 

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…ああ…無いな

うん 無い

負けました

対局は零の勝利に終わりました。しかし全く動じることのない零。


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…強くなったな

ちゃんと食べているのか?急に出ていって…歩も香子も心配してるぞ

そうとだけ言って会館を後にする男性。零はひとり将棋盤の前でうつむき、

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うそだ

これが零がこの作品で初めて放った言葉でした。ここまで何も語らなかった零がとうとう口にしたたった3文字の言葉には彼の境遇を知らずとも何か心に重くのしかかるものがあると思います。

 

ちなみに2クールを全て観た後に2周目でここに戻ってくるとますます重いというか心に突き刺さるのでこの話だけでも2周してはどうでしょうか。

 

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対局後、夕暮れ時の街にたたずむ零の元にメールが届きます。差出人は「川本 あかり」。お使いを頼まれた零の向かった先には...

 

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零くん早く早く!おなかすいたよーっ
れいちゃんアイスは?
こらっ モモ!

買ってきました。アイスと…あとプリンも

差出人であろう女性「川本あかり」と二人の小さな女の子「ひなた」「もも」がいました。どこか暗い雰囲気の前半とうってかわってカレーの食材を持ってきた零をあたたかく迎える3人の姿は観ているこちら側も嬉しくなるような活気をもたらしてくれます。


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お母さん、おばーちゃん。今日のカレーは豚コマですよ~

仏壇に夕飯のカレーを供えるひな。一見明るそうな家庭にいる親思いな子だなと思いつつ、母も父も不在の家庭という川本家にもどこか暗いものを匂わせます。


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「幸田さん残念だったなぁ。久しぶりのリーグ入りがかかってたのに」
「まさか息子にブッチぎられるとはね」

「ある意味本望ってところかなぁ」
「まぁホントの息子だったら…の話だがな」

川本家で共に夕飯をとる零の目に入る「息子が父親をハンマーで殴って殺す」という旨のニュース。それを観た零が思い出したのは記者の陰口。話によると対局相手の幸田さんはどうやら零の義理の父親らしいが...


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一手一手 まるで素手で殴ってるような感触がした。殴った肌のあたたかさまで生々しく残ってる気がする

義理の父親をリーグから蹴落としたこと、家庭のこと、様々な思いが零を縛っていく。

 

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沈んだ零に何気なく声をかけるひなちゃんと無理せず食べなさいと声をかけるあかりさん。その優しさが多少なりとも零の救いになっているのでしょうか。


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「何だボウズもう寝てんのか」
「ご飯が終わったらコロンとなっちゃったの。気を失ったみたいに…」

夕飯後、疲れきったのか寝ている零をよそに祖父「相米二」が帰宅。小さな二人の娘と違いあかりさんと祖父は零の事情を理解しているようでした。


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寝ている零のそばに毛布を持って来たひなちゃん。眼鏡をかけたまま寝ている零から眼鏡を外すと...

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おやすみ。

 

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桐山零 これが僕の名前。大きな川沿いの小さな町でこれから僕は暮らしてゆく

C級1組 五段17歳―――職業 プロ棋士

 まるで水の中にいるような演出が零の心の静けさと暗さを同時に表しているようで、零の涙を観たときには誰もが心を痛めるようなそんなパートだったと思います。

 

といったところでまずは1話前半が終了し、次はChapter.2が始まります。続きはChapter.2の記事にてよろしくお願いします。

次→3月のライオン Chapter.2 - いちリトルデーモンの墓場

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