ガラスの目をした猫とトコトコ

とりとめのない話をします

CHICKEN'Sトーク⑤ orbital period

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BUMP OF CHICKEN5枚目のアルバム。
僕が初めて買ったBUMP OF CHICKENのアルバムはこの「orbital period」です。
このアルバムから僕はBUMPのことばを何年も聞くようになったので僕のなかで思い出深いアルバムでもあります。
そういうものを混ぜながらなにか言葉にしていけたらと思います。




voyager
打ち上げられた衛星の歌。

地上からの応答はまだないけれど一人で宇宙を旅している衛星が覚えてきた言葉やメロディーを送るよというそんなお話。

orbital period(公転周期)と言葉がタイトルになっているようにこのアルバムは宇宙を感じられる曲が多い、というよりこのアルバムを通して「宇宙」を感じました。
楽器の音とか詞の雰囲気とかそういう話でもあるけれどそれだけではなくて、僕たちは身一つで宇宙に投げ出されてふわふわと漂っている状態で、その道程でさまざまな物語と出会っていくんだという雰囲気があるのがこのアルバムの大好きなところです。

BUMP OF CHICKENの歌う「宇宙」はけして宇宙空間だけの話にとどまらず僕たちの心がイメージする宇宙をそのままに映し出して僕たちを連れていってくれます。



星の鳥
3曲目の「メーデー」のロングイントロのようなSE。
星の鳥はアルバムジャケットのイラストがそのままイメージで、BUMP OF CHICKENのロゴにもこの星の鳥が描いてあります。

余談として歌詞カードはこの星の鳥を巡るお話の入った絵本になっています。
絵本の内容は語るよりも読んで各々の心に秘める方がいいと思うのでここでは語りません。



メーデー
深くまで潜る歌。

orbital period以前の藤原さんの過去のインタビューで「自分の求める言葉を探すには自分自身深くまで潜っていかなければいけない」というおそらくメーデーのヒントとなったものがあるのですが、この曲はそれだけに囚われていないと思います。

これが前述したような自対自の歌なのかはたまた自対他の歌なのかは聴く人が決めればいいと思いますが、僕は自対他なのかなと思いながらいつも聴いてます。
ほんとに人のことを引っ張り上げる、心を動かすつもりならウワベだけの言葉じゃなくその人の心や自分の心を覗いて潜っていかなくてはいけないわけで、そんなことをして余計に傷つくこともあるだろうけれど、引っ張り上げるつもりならばそれくらいの覚悟がいることなんだと。

ただその覚悟といっても難しいことではなくて、あなたの想う誰かが救難信号を出していると思ったら迷わず潜っていけというただそれだけのことなのかもしれないです。



才悩人応援歌
羨む人の歌。

この曲は買った当初リピートしてたくらいですがある時期を境に突然歌の内容が真に迫っているような気がして怖くなってからあまり聴かなくなりました。ある時期がいつだったのかはよく覚えていません。

自分より能力のある人間がいるということが単なる事実となってそこから逃げられないことの辛さがあまりに身に覚えがありすぎて僕はこの曲が怖いとさえ思います。かといってそうして自分が羨んでいる誰かは才があるから何もせず今の立ち位置なのか?と聞かれればそんなことはありません。才があるなし以前に誰かに置いてけぼりにされているのはただ単に実力がないのに言い訳がましい自分のせいという事実から逃げてきたからです。

目を背けたいことを思いっきりぶつけてくる歌の中で何かひとつ救いを見つけられるのだとしたら、もしかしたらそんな死にたがりの僕らの体から出ていたかもしれない音が存在して、それは僕の身体を動かすのかもしれないというもはや願望というか祈りみたいなものだと思います。

ちっぽけな日常をうなだれながら生きてる人間にとって自分を奮い立たせるにはいちいちそういう祈りが必要で、僕にはそういう祈りが必要です。




プラネタリウム
四畳半の歌。もしかしたら自己満足の歌かもしれないです。

夢という言葉はあまり使いたくないですがとりあえず夢とか理想とかの類いがあって、それに到達してしまった(ような気がしてしまった)お話。

思い当たるフシが自分にあるとすれば「早く大人になりたい」というのは少なくとも子供時代の僕にあったものだと思います。普通に高校に行って、大学に行って、就職して、結婚して、おじいちゃんになって。
そういう「普通の幸せ」の像を大人に抱いていたような気がします。

僕はもう年齢だけで言えば多分その「大人」に到達しました。これが僕にとってプラネタリウムという歌の全てだと思います。
ほんとうの「大人」とはかけ離れたまま「大人」になってしまった僕はこれからも子供が思い描いていたそのほんとうの未来像を消すことの出来ないまま生きていくのでしょう。

けれどずっと届かなくてもそう思っていたことは忘れないしまだ見つけられるよということはきっと子供の僕をずっと守ってくれる、はてはイヤなこともひっくるめて今の僕もずっと形づくってくれる何かになってるのかもしれないです。



supernova
僕たちはどこに存在する?という歌。

自分が「あ、生きてるな」というタイミングは実際生きている以上は人それぞれあると思いますけれど、じゃあ存在するってどういうことなのでしょう。

肉体的な話で言えばあと100年もすれば僕はとっくに土の中でしょうし、その100年の間に僕の周りからいなくなっていく誰かの存在を僕はどうやって認識すればいいのでしょうか。

生きていれば誰しもが迎える終わりを受け止める自信は今の僕には無いし、終わることが怖いとさえ思います。
けれどその終わりがくれば今まで積み重ねたもの全てが崩れていくのではなくてたとえ些細な差だとしても僕が存在していた以上この世界には僕が存在しないよりもちっぽけな差異が出来ていたはずで、たとえ終わりが来るとしてもその差異を抱き締めることの出来る日がきっと来ると言い切りたいです。

見過ごしてるだけで、僕たちがこの後ずっと抱き締めていられるものはきっと沢山あると思います。



ハンマーソングと痛みの塔
見せびらかしの歌。

自分の痛みを積み上げて「俺は人とは違う!」とのたまって人に見せ続けていたら同じ次元に誰もいなくなったお話。

歌の最後で「同じ高さまで降りてきて」と言ってくれる人はいましたけれど、現実でそんなことは起こらないままの方がずっと多いのでしょう。
同じ痛みを背負った人間でしか語るステージに上がれないというのは身に染みて理解できるというか確かにその通りだと思うんですけど、そうしてひとりぼっちになった人間は一体誰が受け止めればいいんでしょうか。

何も知らないくせに!と言われたとしても、何も知らないからこその言葉がどこかにあるのかもしれないです。
それは本当にわずかな量でほとんど見つからないものだとも思いますけれども。



時空かくれんぼ
時間に解決させようとした歌。

今現在で解決できないことを「未来の自分は何とかしてくれる」と託すことがよく自分にあるのですごく耳の痛い話というか、そうして予想してた未来を今迎えたところで結局問題は解決していない…という自分のことを歌ってんのか!?くらいに思いました。

過去の自分が未来の自分に放り投げた理想像を「もういいよ」と言える日を待つのはもう終わりで、むしろ「もういいよ」と今この瞬間自分に酔ったとしても勢いでもいいから言ってあげることが何より大事なのかな、そんな勢いがたとえわずかな間しか続かなくてもまたそんな勢いを放出し続ければそれは未来に放り投げることじゃなく必死に未来まで歩いてることになるのかな、なんて思います。



かさぶたぶたぶ
仲直りの歌。
隠しトラック候補だったところからアルバム曲にまで抜擢された珍しい曲。

小学校の20分しかない休み時間ですら校庭に飛び出して走り回ってた時代から一転して、身体だけ大きくなって運動なんぞしなくなってからはかさぶたなんてほとんど出来なくなってしまったので、そういう意味でもノスタルジックな気持ちになれる曲です。

BUMPはかさぶたを「生きようとする力」としてこの歌になったそうですが、僕自身も最近かさぶたに関するエピソードがひとつありました。
刃物で指の肉を切り落としかけたのですが病院に行ったところ「傷口をしっかり固定していれば自然にくっつく」と言われ、3週間も経つ頃には傷跡は残ったものの上の方はかさぶたになってそれも取れてちゃんとくっついていました。

その頃はギター始めたてで指を怪我したので弦が押さえられなくなったことに非常にショックを受けましたが、かさぶたが指を守ってくれて今はこうして元通りギター弾けるようになったんだなあ…と思うとかさぶたに対して感謝の一つもしたくなりました。

全然関係ないことですがこの創作動画は好きです。



花の名
忘れない歌。

この曲自体タイアップの関係でとても有名だと思うので多くは語らないでおこうと思います。
強いて言うなれば、
生きる力を借りたから 生きている内に返さなきゃ
というフレーズは生きているうちに何度も思い出すと思います。



ひとりごと
優しさがよくわからなくなる歌。

結果的に自分の行動や姿勢が優しいと思われているだけでただ単によく思われたいだけ、もしくは僕の気分がよくなりたいだけでそうしているだけだと気づいてしまう話。

「優しい」ということばはとても使い勝手がいいというかラクな言葉だと思うときはあります。ほんとうの優しさは打算で行ったり「優しくしよう」と思って実行することじゃなく預かり知らぬところで誰かのためになってることなんだと、優しさに対して潔癖になってしまっている人がいてもおかしくないし実際その通りだとも思います。

しかし自分が誰かから優しさを感じたとするならそれはその人が意識したものではなく単純に優しさを貰えたと思うわけで、結局は貰ったものが本物であるならば互いに受け取った優しさは本物でいいのだと思います。

余談としてこのアルバムの次にリリースされたアルバム「COSMONAUT」に収録された「透明飛行船」では、この優しさに対するジレンマを振りきったのかななんて個人的には感じるフレーズがありました。



飴玉の唄
盲信する歌。

針の穴を通すような偶然のなかで出会って一緒に時間を過ごしてきた誰かを失うのが怖いからその人のことを盲目的に信じる、あるいはいつかはいなくなるということを絶対に受け入れないことでその人との永遠を手に入れようとするけれどそんなのは結局その人のことを全く見ていなくて、でも離れたくはない。
そんなことを延々と葛藤するお話。

ユグドラシルに収録されていた「embrace」にあった温もりの話と同じで、生きているということを感じるにはその人の体温を感じる他ないのかもしれません。
そう考えると僕は普段一緒にいる家族ですら温もりなんて意識しないまま過ごしている気がします。



星の鳥 reprise
SE曲。
こちらはメーデーのときと違ってカルマに繋がるようなものではなく星の鳥が去っていくイメージ。



カルマ

ひとつになる歌。

僕自身は「テイルズ オブ ジ アビス」は未だにプレイしていないのでこの曲について語れることはあまりないかもしれないです。

ただ言えるあるとするならば「心臓が始まった時 嫌でも人は場所を取る」こと。
知らないうちに誰かの場所を奪って生きている僕らは「汚れていない」と目を背けるというかまるで自分が潔白な存在のかのように振る舞い自覚していない状態になっていたらそれは危険信号な気がします。

一人分の陽だまりにいる僕らについてはルーク君だけでなく自分のことでも自分と誰かのことでも何でもいいと思います。



arrows
虹の歌。

自分の人生はクソみたいな(ものと思っている)荷物だけれど似たような荷物になっている他人の人生をもしかしたらそれは本当のものかもしれないと互いに背負いこむお話。

歌の後半では他人の人生を背負いこんでもそれは他人の人生であってどんなに大切なものだとしても僕の人生ではないと気付きだします。僕だってBUMP OF CHICKENのことはほんとうに好きですけどBUMPの言うとおりに人生歩む!なんて考えてCD買ったりしてたら本末転倒ですからね。
それはさておき、他人の荷物と自分のをもう一度交換してみたら自分のクソみたいだと思ってた人生に彩りが増してたと。同じように苦しんだ人と少しでも一緒に歩けたことでああ、俺たちは生きていたんだなと、これまで生きてきた中でやっと本物だと思える生きた証を手に入れられたんだと気づいたところで歌は終わります。

それは僕たちが人と関わっていく上で単なる慰めとか傷の舐め合いではなく君を(僕を)知ることで君と別れた後も僕は前に進めるなにかを見つけた気がする、ありがとうという「聞けてよかった」という歌なんだと思います。

もともとバラード系が好きなのと僕個人としてこの歌はとても思い出深いので凄く好きな一曲です。



涙のふるさと
会いに来る歌。

涙は単なる現象じゃなくてどこから来たの?と言えばまさに君の知らないところ、君の気づいていない君の音(他にも歌、足跡、ここでは涙とかさまざまなもの)がちゃんとあることを知らせるために来たんだよというBUMPのルーツになっているものが詰まったお話。

そしてもうひとつ感じるのはまだ君にも涙がやって来るタメの心があるんだよということ。
君の涙や君の気持ちにはちゃんとふるさとがあるよ、君の心はまだ死んじゃいなくてちゃんと帰ってこれる場所があるよということ。
孤独のなかにいる人に向けて「君はひとりじゃない」と言うことはたとえその通りだとしても、「帰る場所はまず君が今何かを感じているそれの中にある」と言われる方がずっといいのかもしれません。



flyby
voyagerと似たメロディーラインで構成された、これもまた衛星の歌。

どんなに離れて応答がなくても、君が忘れてもメロディーを送り続けるよというBUMPからのメッセージ。
語ることは歌で全て言われているし、ラストの感情が爆発したようにロックサウンドに変化するところが凄くお気に入りなので余計なことを書くより聴くのが早いのかなと思います。






orbital period」の感想は以上になります。

BUMPの歌う宇宙に魅了されて10年近くになる今こういうことを書くことにもちょっぴり意味があったかなと思います。

ここが転換期というか次のアルバム「COSMONAUT」からはまたどんどん形態が変化していくというかBUMP側にしろリスナー側にしろ全然違うことを考えていると思うのでそういうのをちゃんと形にできたらいいと思います。


ここまで見てくださりありがとうございました。

CHICKEN'S トーク④ ユグドラシル 後編

→前回




車輪の唄

別れの曲。お別れする二人の関係については各々感じると思うので特に言及はしないでおこうと思います。

お別れする最後の瞬間までなにかこう不思議なちからがはたらいて僕たちのこの瞬間はずっと続いていくんじゃないか、お別れしたあともまたひょっこりとこの街のどこかに現れて会えるんじゃないかとか、その一瞬だけ何でも出来るような気がしたけれどそれはすぐに消えてしまうようなお話。

思えば「いつか会おう」なんて言ってその後会えることなんて本当は無いのかもしれないし、もしかしたら会ったとしてもよそよそしさばかり募ってただ虚しくなるだけが未来だとしても別れ際の言葉を思い出してちょっぴりしんみりしながらこのまま生きていけたならそれはとても幸せなことなのだと思います。

電車のドアが二人を隔てていくところがまさに一曲前「同じドアをくぐれたら」なのはすごく面白いです。こういうのがアルバムの醍醐味なのかも。



スノースマイル
冬の歌。
ようやく今日これを書くまでの2年くらいの間で起きた色々な出来事のなかで僕はこの曲のアルペジオを弾けるくらいになりました。

僕は降った雪が積もったそのままの状態(ふわふわさくさくした感じ)が凄く好きなので足跡つけたくないとたまに駄々をこねることがありますが、足跡のつかなかった雪も足跡のついた雪も数日たてば全部消えてしまうのでそんな葛藤は無意味なのかもしれないし、無論ここにいる足跡をつけることも雪の上じゃなんにも意味がないと。

そういう意味だと雪と思い出ってなんだか相性悪いんだなあ…なんて思いつつも、雪が消えてくれるから凄く美しい思い出になることもあるんじゃないでしょうか。



レム
他人の意見を盾にして他人を攻撃する人の歌。

僕はたまにどこまでが自分の意見なのかわからなくなるときがあります。というか、僕が頭のなかでごちゃごちゃ考えたことは何千年という間生きてきた誰かが一度は考えたことであって僕自身の哲学とかそういうものはどこにも存在しないのかもしれませんし、今書いていることもありきたりな考え方の一つなのでしょう。

だからこそ大事なのは少なくとも自分の考えだと思ったものを貫き通すことは他の誰でもない自分の意思で行うものであり、そういうのを含めて僕たちはそれを「哲学」とか「信条」とか呼んでいるのだと思います。

そうは言いつつも他に言いたいことがあるとすればあとは最後の歌詞が全てだと思います。



fire sign
ユグドラシル以前の曲に出てきた物語のモチーフが色々と出てくる歌。

自分自身が感じることの出来ない自分の軌跡を見つけられないとしても、大丈夫。君が知らずとも君の身体や心はそれを知っている。
僕がBUMPの根幹だと思っているこういったお話がぎゅっと詰まった歌だと思います。




太陽
あきらめた人の歌。

僕が傷つかずにすむためには身の回りを遮断して何も感じないようにしてしまえばいいけれど、本当の意味で安らぎを感じることもない。傷つきたくないから心に鍵をかけるという在り方は正しい正しくないは置いておいてとても勇気がいる決断だと思います。

人の手を求めていながらも傷つくのが怖いから閉じこもるギリギリの状態でどちらに振れてもおかしくないところで、最後は自分から部屋を出ていくのかドアノブが壊れて一生部屋から出られないのか、この歌の中の誰かがどうなっていくのかは僕たちが決めることでありそしてそれは僕たち自身の写しなのかもしれないです。



ロストマン
思い出の歌。

時間をかけてその堆積物として積み重なって出来ている僕たちは過去の自分が抱いていた希望的観測よりも曲がりくねったところにいて、もう何べんも僕たちは昔の僕たち自身を忘れたり死なせてしまったりしているのかもしれないです。

例に漏れず僕は昔の自分が大キライなので思い出すと昔の自分をはやく忘れられるように思うことが多々あります。
それを逃避と言われようと僕はそれを許せないのでどうしようもないことです。

けれどロストマンはもしかしたらそんなかつての自分の姿をいつか許せる、いや、愛せるのかもしれないと思わせてくれる力があります。
僕たちに出来ることは積み重なって出来ている僕たちが正しい道のりをきっと歩んでいると信じることだけで、その途中でいつかきっと歪でなく穏やかな気持ちのなか再開できるときが来るからと思わせてくれるような気がします。

自分にとって本当の意味でこの歌が分かるときがくるのはもっと何年も後なのだと思います。



midgard
人間界。
演奏自体はasgardと同じですがこちらは少しだけギターを近づけて録音したそうな。
アルバムの曲を経て旅をしてきたことで僕たちの距離が近づいていたら、という意をこめたそうです。





ユグドラシルの感想は以上になります。

最後にBUMP OF CHICKENのアルバム感想を書いてから現在に至るまでの2年くらいでBUMPは新曲をいくつも生み出していますし、僕自身の考え方も何となく変わっていってると思います。
そういったゆらぎが次のorbital period以降の感想で表れてたらいいなと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

「僕ら」は知ってる

藤原基央さん、お誕生日おめでとうございます。



たった数日間だけ公開されたデモから2年経った「流れ星の正体」の新しいバージョンが公式発表されました。
デモの段階でこの曲が凄く好きだったので嬉しかったです。



実際の流れ星って大気で燃え尽きてる最中のものがキラキラ光って僕たちの目に映ってるんですね。
この歌の中にある流れ星は僕たちが自分でまだ気づけていない自分の軌跡だとか生きてた証とかそういうものが見えないまま消えてしまう前にちゃんと見つけよう、何もないと思っていた君の身体からは沢山の音が溢れているんだ、という僕たちがまず良い悪い両方を含めてただ在ることをそれはいとおしいことだと言ってくれているのが凄く優しいです。



「がんばれ」とか「もっとやれるよ」「些細なことだ」とかの言葉は発した当人からすれば激励や鼓舞の意味だったとしても、時としてそれはいま目の前で項垂れている人間、もちろん僕自身も含めて、いまここにいる自分が悩んでいることはじゃあ無駄なのかとか自分にとっては些細なことでないからこれほど苦しいのにと無理解のような言葉になり得るものだと思います。



投げ掛けた言葉が見せかけになるかもしれない葛藤を問い続けてきたBUMP OF CHICKENがずっと僕たちに語ってきたのは僕たちがそこに在ること、それ自体をまず肯定的してくれることに僕は今まで彼らの優しさを感じてきました。
彼らの言葉なら認めることの出来ない自分自身もとりあえずはここにいてもいいのかもしれないと思うことも沢山あって、そしてその沢山の歌の中には「流れ星の正体」もあります。一番欲しい言葉をくれる、そういうことを歌ってくれるBUMP OF CHICKENだからこそ「あなた自身の軌跡は存在して、あなたはまだそれに気づいていないだけだよ」というともすれば慰めのように聞こえてしまう言葉でも僕たちは彼らの姿が近くにあるように聞こえるのでしょう。



一緒に歩んできた僕たちだから、流れ星の正体を僕らは知ってる。

そんなささやかな優しさがこの上なく沁みた歌でした。

結衣ちゃん編 7日目 (終)

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最終日、雨は止みませんでした。
(Normal End)



結衣ちゃんは結局自分の気持ち何も言えなかったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



スキっと晴れ無かったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ




これで終わり………………



これで







終わり?














いや









まだ














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まだだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!













今回で12歳。~恋するDiary~の一連の放送はホントにホントに最終回というこで甲賀流忍者!ぽんぽこさん、何ヵ月も楽しい生放送ありがとうございました。
私的な話ですがツラい時期にこの放送を観て何とか乗りきってこれたこともあったのでこの放送は僕にとって本当にいい思い出になりました、ありがとうございます。そして数ヶ月にわたっての配信お疲れさまでした。いつか来る次のゲーム配信も楽しみに待ってます。




12歳。ロスになりそうですが「終わるときがくるから、このゲームからみんな進まないと」というぽんぽこさんの言葉、僕も先に進みたいので、言葉通りの意味の行動ではないけれどもういちどこのゲームを今度はもう一度自分の手で触って初めて先に進めたらいいなって思います。
ハッピーエンドで結衣ちゃんがようやく本音を口にできたその時に僕も先に進んでたらそれがいいな、ということでプレイするぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

繰り返しになりますが最後にぽんぽこさんの配信本当に楽しかったです、本当に本当にありがとうございました。これからも応援しています。

結衣ちゃん編 6日目

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巡りめぐってここでココナと武智くんがようやく自分の気持ち伝えるのマジ?(落涙)



7日間っていう短い時間が終わったら消えてなくなる関係じゃなくそれが傷跡になってもいいから逃げずに伝えることを選んでたのは2人のことを考えたら手放しに良かったとはとても言えないし、ある意味でそれは自分を傷つけてるみたいな悲しいことなんだろうけど凄く格好よくもあった。どっから目線だって話だけどちゃんと目の前で勝負しに行ったこの2人の12歳を誇りに思う。





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桧山くんもここにきてストレートな言葉を連発してきてるから、あとは結衣ちゃんだけだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
結衣ちゃんの言ってた「桧山のしあわせ」じゃなくて結衣ちゃん自身のしあわせを願って欲しい桧山くんと、そして結衣ちゃん自身が心にずっとかかってる鍵を外して伝わる瞬間が見られたらもう悔いはないです。いや、武智くんもココナも応援したいから悔い出るかもしれんけど。
でもここまで来たら最後素直にならなくちゃいけないのは結衣ちゃんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(激励)



はい。



甲賀流忍者!ぽんぽこさん、今日も楽しい放送をありがとうございました。



次の生放送で12歳。~恋するDiary~終わりってマジ?(落涙)




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間違いなく12歳。ロス待ったなしなので買って良かった。

結衣ちゃん編 5日目

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4日目まで伝わらないことばっかりだったけど、ようやく伝わった。
ココナちゃんの悪だくみでトイレに置き去りにされた結衣ちゃん。「怖くなったら呼べよ」って桧山くんに言われた通り、助けて…!ってちゃんと言えたからやっと届いた。沢山の伝わらなさを通ってきてようやくなにかひとつの気持ちが伝わった瞬間の当人達を見てたら自分のことみたいに嬉しくなりましたよ。12歳の男の子と女の子が本当に大切なことを教えてくれる。

それでも解決してない問題は沢山あるから全然雨は止んでくれないのもまた凄い。ココナちゃんは前述した悪だくみとかその他の言動で桧山くんから警戒されてるし、ここにきて武智くんは自分の気持ちを誤魔化し始めてる。作品における雨の法則とは言うもののやっぱり結衣ちゃんは桧山くんと上手く行くことだけを良しとしてるわけじゃない優しい子だから雨も1日ザーザーですよ。
桧山くんもようやく伝わった…と思ったら今度は武智くんの異変とかに気づいてまた遠慮しだしてしまったし。「どこにも行くな」まで言えた。言えたのに、「でも(ムリに)つかまえておけない」っていって結衣ちゃんに委ねてしまう桧山くん。いじらしいけど、結衣ちゃんがちゃんと言えたように今度はまた桧山くんが言わなきゃいけないことがあるのかなあ…。今度は言いたくても言えない、伝えられないことじゃなく隠してしまったけど伝えなくちゃいけないことが大事になってくるのかななんて思ってますけども。特に武智くんとココナちゃんは自分の気持ちと違うことを言ってきてしまっているから、そうなってしまってる当人たちも悲しいだろうけど隠してしまった言葉とか気持ちとかそういうものをあの子たち自身が覚悟してサルベージしていければ心の望むままに在ることが出来るだろうし、あと2日でそういうところがちょっとでも見られたら嬉しいなあ…

12歳。実況も残すところあと2日分のストーリーなので、後は雨が止むときみんなの気持ちまでカラっと晴れて終われるのか、どうなるのかきちんと見届けていきたいです。あと、稲葉くんだけあの歳で自分を持ってて全くブレないの凄すぎない?



P.S.
甲賀流忍者!ぽんぽこさん、今日の放送も楽しませてくれてありがとうございました。

『12歳。~恋するDiary~』の結衣ちゃん編が教えてくれる「伝わらなさ」

あるバーチャルYouTuber様が週一でやっているゲーム配信で『12歳。~恋するDiary~』が取り上げられていて凄く面白かったのとそこで思ったことが少しだけあったのでその事について残しとこうと思います。
でもまだ4日目(ゲーム内では7日間のストーリーを体験する)までのお話しかしないので大した話は多分できないです。

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キッズキャンプを通して結衣ちゃんと桧山くんの交流を描く…と思いきや

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身長高くて寡黙な武智くんだったり

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桧山くんを狙ってくるココナちゃん(右)だったりの介入があってどうなることやら…っていうストーリーですけど、これが本当に面白い。間に挟まる選択肢も結衣ちゃんならこう答えるだろうとか本当に答えなきゃいけないことはなんだろうとか真剣に悩まされます。いやマジで。

タイトルにつけたように結衣編は伝えることの難しさが詰まったお話だと思います。
結衣ちゃんが基本的に自分の気持ちを伝えることを遠慮したり一歩引いて周りを見る子なのでほんと悲しいくらい空回りすることも沢山あって行き違いがめちゃくちゃ発生するんですよ。
桧山くんも同じで恥ずかしがっちゃって言えないことが沢山あるせいで伝わりきってないのかなって思うこともめちゃくちゃあります。それが見ててかわいいところだし俺もめっちゃ気持ちはわかるけど。
この二人だけじゃなくココナちゃんもそうです。既に付き合ってる二人を前に桧山くんへの気持ちをどうしていいかわからないから攻撃的な物言いになるばっかりで肝心の桧山くんに伝えることがちっともできない。気づいてる子もいるけれど肝心の本人にはとことん伝わらない、伝えられないってことを4日間ずーっと見せてきてるのかなと思いました。この伝わらなさって一体なんなんでしょう。

ペア組みで一緒になれるわけでもなければケータイでやり取りなんてこともないわけで、桧山くんと一緒になる時間なんて全然ない中で何かを伝えられる時間って凄く限られてるんですよ。

このゲームの選択肢には桧山くんと結衣ちゃんだけの世界を作ることを良しとしない選択肢があって、それは結衣ちゃんが人のことを見られるが故のやさしい選択肢だったりするわけですけど、例えば

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桧山くんが結衣ちゃんにシーグラスを渡そうとするシーンがあるんですけど、結衣ちゃんはこれを怪我してひとりぼっちになってるココナちゃんに渡そうとするんですよね。その選択肢がいわゆる「正解」なのは何故なのか?桧山くんには結衣ちゃんの何が伝わってるのか?ってことなんですよ。言い返せば桧山くんは結衣ちゃんのどういうところが好きなのか?で、それはきっと誰かに見せたそのやさしさなんだろうねと。

あと毎晩バンガローの裏で二人が会うシーンがあって、そこでようやくそのほんの少しの時間が出来て言いたいこと全部言えるかって言われたら人が来ちゃったとか恥ずかしいとかいろいろあってそういうわけにもいかなくて、本当はもっと言いたいこと山ほどある中でじゃあ伝わってるものは何だろうという話ですよ。

誤解したまま解散するはめになりかけたり自由行動でも一度別れたあとそのまま会えずに夜になったり、徹底的に伝わらないことが沢山あるなかで自分が一番好きなのは「また明日」っていう言葉です。ここから多分「ここすき」しか言わないので注意してください。



ココナちゃんの介入で桧山くんとの関係に暗雲が立ち込めてる中で桧山くんが「また明日」って叫ぶシーン。結衣ちゃんの言うとおり、「どなってまで言ってくれた」その言葉で一体何が伝わったんだろう。
これは僕の尊敬する人の受け売りなんですけど同じ言葉でもやたらめったら使っていけない言葉があって、「消しゴム取って」「ありがとう」のありがとうと本当にここぞのタイミングで言いたい言わなきゃいけない「ありがとう」は同じにしちゃいけない全然違う言葉なわけで、それが「また明日」って言葉に凄く表れてたなと思いました。今日話せなかったことも、なんか誤解したままになっちゃったけど、伝わらないことだらけで不安でいっぱいだけど、また明日。このまた明日は多分ただ「好き」っていうよりずっと直球な言葉ですよ。結衣ちゃんは寝る前に「また明日」って言葉を何度も思い返しているけど、たったあれだけの一瞬がずっと長い長い時間になったのってああいう時なんじゃないかな。

この言葉はふたりの関係だけに言えることじゃなくてもっと身近な、僕たちが経験する人と人の間の伝わらなさは沢山あるけれど少しでも近づいてみたい、近づいてみようよっていうことに凄く気づかされたというか、12歳の子を目の前にして大事なことを教えてくれてると思います。一から十まで全部伝えきれることはないけれど、だからこそその一を少しでも一緒に確かめ合っていこうよ、という。冗談抜きに12歳。色んなことを教えてくれる。

他にも毎話の終わりに結衣ちゃんのコメントが挟まれるんですけど、肝試しみたいなイベントでペアだった武智くんに頼りきりになってしまったときの結衣ちゃんのコメントが「もっと強くならなきゃ」だったのもそういう意味がもしかしたらあるのかもしれない。仮に無くても、俺はあると言いたいです。

こんな長文書いてめっちゃ応援したくなっちゃう理由がもうひとつあって、放送内で聞けた『爆きゅんボイスカードガチャ』(原文ママ)の結衣ちゃんのボイスが凄く良かったんですよ。「タイムマシンがあったら未来のふたりを見てみたい」っていういじらしさというか、普段気持ちが前に出ていかない結衣ちゃんがずっと信じてるのめっちゃ良いじゃん…みたいな感情があります。祈りみたいなか弱い言葉だけれど、ほんとうの気持ちだから。



バーチャルYouTuber様の実況は4日目のストーリーまで来て残すところあと3日分なので結衣ちゃんはもちろん、ココナちゃんの成長とか武智くんの姿に桧山くんが触発されて成長するとことかあったら嬉しいなあ…
1話1時間と考えると週一配信ではストーリーが気になって仕方がないですがそれを原動力にしているリスナー様を多く見かけるのでやはりゲームは1日1時間ということを思い知らされます。

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最後はみんな笑顔で終わって欲しい。
あと多分放送で全話終了したら完全に虜にされてるので多分このゲーム買います。中古でも4000円くらいしてるの見かけまくりなのでもしかしてガチで放送の効果で需要高まったかと思いました。
アニメ版も絶賛検討中です。1話は観ました。



最後に、この生放送主である甲賀流忍者!ぽんぽこさん、いつも動画や生放送楽しく見させて貰っています。これからも応援してます。

バーチャルYouTuber様の本編アーカイブ